法人契約という言葉があります。
これは、名義が「個人」ではなく、社員の勤務先である「会社」で借りる契約のことを指し、賃貸物件をはじめ様々な製品のレンタルや売買で出てくる言葉です。
当然、ポケットWiFiも法人契約できるWiFiレンタルが存在します。
しかし、法人契約できると行ってもどのようなレンタルを選べばいいのでしょうか。
そこで今回は、法人契約できるWiFiレンタルについて、個人契約との違いや選び方、申し込みの方法についてまとめました。

法人契約できるWiFiレンタルと個人契約のWiFiレンタルとの違いは?

法人契約できるWiFiレンタルと個人契約のWiFiレンタルとの違いとして、請求書払いに対応している、単体の月額料金が安い、柔軟な契約ができるといった点が挙げられます。

まず、すべてではありませんが、法人契約できるWiFiレンタルは請求書払いに対応しているケースが多く見られます。
請求書払いとは代金を特定お期日に後払いすることをいい、企業間取引の多くがこの方式を採用しているのが特徴です。
法人契約できるWiFiレンタルは、そういった取引にも対応しており、請求書払いによる後払いの利用が可能となります。
ただ、この契約は長期契約や急いでいない場合の契約には便利なものの、審査などがあるので、個人契約のWiFiレンタルではほとんど採用されていません。

次に単体の月額料金が安いものがあります。
法人契約できるWiFiレンタルは、モバイルWi-Fiを単体ではなく複数台契約するケースが見られます。
そのため、総額で利益が出れば問題ないという観点から法人契約できるWiFiレンタルを提供している会社も単体当たりの利用料金を安く設定しているのが特徴です。
個人では一人で何台も借りるといったことはないので、単体での利用が原則になっているため、法人契約できるWiFiレンタルよりはやや高めの料金設定の傾向が見られます。
もちろん、法人契約できるWiFiレンタルでも個人契約並みの料金設定にしているところもあるので例外はあります。
ただ、全体的に単体でのレンタル料は安い傾向です。
先ほども触れたように法人契約する場合で安く利用できる場合は、複数台利用契約する必要があります。

柔軟な契約ができる場合もあります。
法人契約できるWiFiレンタルは、たくさんの数を同時にレンタルしたり、契約したりといったことも行います。
そのため、先ほどの単体での契約を安くしたり、契約期間を年単位で行ったりと交渉にすることが可能です。
すべてではないものの、法人契約できるWiFiレンタルの中には法人専用の窓口を設けているところもあり、独自の契約でレンタルを行うこともできます。
もし、法人契約できるWiFiレンタルを検討している場合は法人専用の窓口を持っているところを選ぶというのも有効な手段といえるでしょう。

このように法人契約できるWiFiレンタルは、個人契約に近い場合のケースもありますが、独自の契約や支払方法にも対応しているといった特徴があります。

法人契約できるWiFiレンタルを選ぶポイント4選

法人契約できるWiFiレンタルを利用する場合のポイントとして、法人窓口の有無、支払方法、料金、そしてデータ容量です。

まず、可能であれば法人契約できるWiFiレンタルを提供している会社が法人の窓口を持っているか確認しましょう。
シンプルな契約、例えば一台だけ借りたいという場合であれば、個人向けのレンタルでも問題ありません。
そのため、この場合は特に窓口の有無はないといえます。
しかし、法人契約できるWiFiレンタルを利用するにあたって特殊なケースでは法人窓口が便利です。
たとえば、10台単位で利用したり、たくさんのレンタル台数で長期間利用する、あるいは特定の期間のみ利用するといったケースでは、法人窓口を持っている会社の方がスムーズに契約できます。

次に支払方法をチェックしましょう。
クレジットカード、口座振替、請求書払いなど支払方法の選択肢が多いサービスを利用するのがおすすめです。
個人向けのWiFiレンタルではクレジットカードのみというケースも多いため、経営方針に沿った柔軟な支払方法に対応しているところの方が便利といえます。
ただ、注意点として支払方法によってはレンタル料以外にも手数料などが発生します。
こういった点に注意して利用することで、柔軟な支払いや快適な条件での契約が可能となるでしょう。

料金は法人契約できるWiFiレンタルの選択肢で最も重要といえます。
ポイントは総額どの程度の経費になるのかということです。
例えば月額基本料金といったランニングコストだけではなく、端末の利用料金の有無や契約時のオプションといった費用も存在します。
特に法人契約の場合は、予想外のトラブルや過酷な環境下での使用も想定されるので補償オプションの契約をしたほうがいい場合も少なくありません。
また、契約台数が多いほど割引が適応されるなどのサービスがあるかも法人契約できるWiFiレンタルを利用する際にチェックします。
このように総額でいくらかかるかといった点に注目して、法人契約できるWiFiレンタルを選ぶことは重要です。

最後がデータ容量です。
可能であれば無制限がおすすめです。
業務でWiFiレンタルを利用する場合、とにかく容量が必要になります。
例えば、ZOOMなどのオンライン会議や現場を撮影した動画ファイルの送信、資料の確認などを行う場合、月100Gバイト程度の利用が目安です。
さらに複数端末を同時につなぐ場合は、それ以上必要になります。
ただ、営業でウェブサイトを検索で利用したり、メールの送受信をするだけといった用途であれば月100Gバイト以下の安価なプランでも問題ありません。
無制限を軸にして、利用する用途を想定しながら選択していきましょう。

このようなポイントを押さえて法人契約できるWiFiレンタルを探すのがおすすめです。

法人契約できるWiFiレンタルの手続きを解説

法人契約できるWiFiレンタルは個人契約と異なり、見積もりなどの手順を踏みます。
具体的には見積もり、申し込み、そして受領と利用開始という4ステップで行われます。

まず、契約したいポケット型WiFiの公式サイトにアクセスします。
そして、あれば法人向けのページにアクセスして法人契約できるWiFiレンタルの申し込みを行います。
この際に次の項目を選択して見積もりを請求します。

  • 社名
  • 担当者氏名
  • 連絡先(メールアドレスおよび電話番号※固定電話と携帯電話)
  • 契約希望のプラン
  • 契約希望の台数
  • 利用する機種のタイプ(ポケット型WiFiまたは据え置き型)
  • 支払い方法
  • 利用予定エリア

この結果は会社によって異なりますが、自動で計算して出力するところもあればサービス会社から直接連絡をしてもらえる場合もあります。
ポイントとして、相見積もりをするのがおすすめで、最もリーズナブルに利用できそうな法人契約できるWiFiレンタルを選びましょう。

次に申し込みを行います。
法人契約できるWiFiレンタルでは、個人契約のように身分証明書だけで契約できるというわけではありません。
もちろん、個人向けのレンタルであれば担当者の身分証明書だけで済みますが、法人契約の場合は次のような資料も用意しなければならない場合も見られます。

  • 法人確認書類
  • 登記簿謄本
  • 現在(履歴)事項証明書
  • 担当者の身分確認書類(運転免許証、パスポートなど)
  • 担当者の名刺や社員証

会社によって大きく異なりますが、これらを用意しておけばほとんど確実に契約が可能になります。
大きな契約ほど必要書類が増えることもあるので、その点には注意しましょう。

契約を結んだら、ポケット型WiFiなどの端末が法人契約できるWiFiレンタルの会社から送られてきます。
ただ、法人契約を結ぶ前に審査を受けることになるので、少し時間がかかる点に注意します。
基本的に時間のかかるケースが多いものの、会社を選べば書類不要で先に製品を発送してくれるという即日開通型のサービスを提供するところもあるので探してみましょう。

端末を受領したら初期設定を行います。特別な設定は必要ないため、そのまま利用する端末、例えばパソコンやスマートフォンにパスワードを入力して通信環境が構築されます。

このようにして法人契約できるWiFiレンタルが利用できるようになるものの、もしトラブルがあったら迅速に利用会社へ連絡しましょう。
例えば、ネットに接続できない、極端に通信速度が遅いといったトラブルです。
邦人向けの窓口があるところでは、より迅速に対応してもらえることもあるので、そういった意味でも専用窓口を持っている方がおすすめといえます。

気になる法人契約できるWiFiレンタルの疑問

最後に法人契約できるWiFiレンタルの気になる疑問について解説しましょう。
まず、料金目安として、月額基本料金は単体で3,000~5,000円です。
容量によって大きく異なり、10~50GBの少ない容量は3,000円程度、100GBクラスは3,000~5,000円、無制限の場合は5,000円前後とされています。
大容量で利用したほうがお得です。

法人契約できるWiFiレンタルはどのくらいあるという疑問に対しては、少ないというのが答えになります。
また、法人契約できるWiFiレンタルは個人向けのレンタルよりも少なめなので、探す場合は早めに探すようにしましょう。

このような点についてもチェックして快適な選択をしましょう。

まとめ

法人契約できるWiFiレンタルは、容量や予算などを注意して比較する必要があります。
基本的に法人契約できるWiFiレンタルは、業務で大容量の通信を行う場合、無制限のものを利用することが原則となり、今回はその点にも注目しながら解説しました。
また、契約台数などの希望条件をあらかじめ決めておくことで、より円滑に契約を進めることができるでしょう。

今回解説した情報をもとに法人契約できるWiFiレンタルを探してみましょう。
きっと、業務で満足のいく環境に適したリーズナブルな通信環境が手に入るはずです。